小前田屋台まつり 2011年10月8日


11:26撮影(裏絵 11:29撮影)
10月の第二土・日曜は、多くの秋祭りが開催され、毎年どこに行くか悩ましいところ。漠然と佐原でも行こうかと思っていたが、小前田の上町屋台が張出舞台を敷設するとのことで、急遽小前田へ。本当は組み立てるところから見たいところだが、間が持ちそうもないので、11時半を目安に現地入り。前面の彫刻が塗り直された屋台(昨年に塗り直されたようだ)の、両脇に下座(こちらは塗り直されていない)が飾られた巨大な張出舞台では、締め太鼓を七つも並べてお囃子が行われていた。
お囃子の様子をYouTubeにUPしてあります。以下をクリックすると動画が再生されます。
上町張出舞台でのお囃子 その1
※:マウスポインタを写真に合わせると、中央屋台の鬼板・懸魚部分が表示されます。

11:34撮影
道の駅の屋台庫前では、本町の屋台もお囃子中。中町の屋台は、これから屋台庫から曳きだそうというところか?

11:36撮影
本町の屋台には、鮮やかな天女の幕。前回の見物時(2008年)には、この幕はなかったような・・・。
※:2008年の写真を確かめたところ、まくり上げられていたので気がつかなかっただけのようです。

11:49撮影
上町屋台がお囃子を再開。今度は、屋台前(舞台前か?)で子供達が整列し提燈を振るパフォーマンス。いつか、歌舞伎が上演される日が来るのだろうか。
お囃子の様子をYouTubeにUPしてあります。以下をクリックすると動画が再生されます。

12:04〜12:13撮影
さて、あたり前の話だが、15時からの祭に備え、屋台は、140号国道付近まで運んでおく必要がある。12時ぐらいから張出舞台の解体が始まる。組み立てるより、バラす方が簡単なのだろうが、おそらく、相当久しぶりの作業の割には手際よく作業が進み、あっと言う間に張出舞台は撤去された。

13:22撮影
張出舞台の解体を見届け昼食休憩へ。店を探しつつ140号バイパスを花園インターチェンジ方面に歩くと、ツクツクボウシが鳴いていた。もう、10月なのだが・・・。昼食休憩を終え道の駅に戻ると、中町の屋台も曳き出されお囃子中。だが、まだまだ、屋台が動きだすには時間がありそう。
この、屋台庫前での競演の様子は、YouTubeにUPしてあります。以下をクリックすると動画が再生されます。

13:28撮影
道の駅を覗いたりなんだりで屋台が動きだすまでの時間を潰す。道の駅の入口付近では、五家宝の実演販売などが行われていた(写真なし)。両脇の切れ端は試食用にしているようだ。この切れ端は、格安で買えたと思うが、今ではどうなのだろうか?写真は、空になった屋台庫から曳き出された屋台を写したもの。

13:46撮影
ようやく本町の屋台が動き始める。但し、お囃子は行われていない。お囃子がないこと以外、まるで違和感はないが、実は後向きで曳かれている。

13:50撮影
上町屋台も動き始める。140号国道に出るまでは、写真の様にハンドリフトによる方向転換が行われる。

13:57撮影
上町屋台に続き、本町屋台も道の駅から曳きだされた。但し、この時点でも後向きに曳かれている。どうやら、140号国道に出るまでは、このままのようだ。
本町屋台の曳きだしの様子(この写真の後)をYouTubeにUPしてあります。以下をクリックすると動画が再生されます。

14:19撮影
最後に中町の屋台が曳きだされた。ただ、この時点では、上町・本町の両屋台は、140号国道の手前に到着していたようだ。

14:23撮影
道一杯に広がって140号国道方面に曳かれる中町屋台。なんとものどかな雰囲気だ。

14:32撮影
ようやく、140号国道前に3台の屋台が並ぶ。ただ、140号が通行止めになるのは、15時からなので、当分この状態が続く。何とものんびりとした感じだ。15時までが長く感じるひととき。

15:05撮影
15時になり、140号国道も通行止め。ようやく、屋台が曳きだされる。本町屋台が小前田駅方面に曳きだされたので、一瞬、前回の見物時と逆方向(たしか、前回は、永田駅方面に曳かれた)に曳かれるのかと思ったが、屋台の前後を入れ換えるためだったようだ。

15:07撮影
前後を入れ換え永田駅方面に曳かれる本町屋台。小前田の場合、本来、お囃子は、屋台の後(楽屋部分?)で行われるので、本来は、これが正しい曳かれ方なのだろう。

15:25撮影
小前田駅方面。道幅の関係でハンドリフトでは、180度の方向転換は出来ない。上町屋台は、シャチを使って屋台を持ち上げ方向転換を行う。このような構造は、小鹿野でも見られる。
※:他の2台は、廻り舞台になっており、土台以外の部分を回すことにより、180度の方向転換が行われる。

15:25〜15:26撮影
やがて、屋台は心棒を中心に持ち上げられ旋回された。山車・屋台の持ち上げ方は色々あるが、このような、山車・屋台の旋回は、各地の祭で見ることができる。

15:50撮影
上町屋台の旋回を見てから永田方面へ。中町・本町は、すでに方向転換を終えていたが、動き出す様子はない。どうやら、ここでも休憩中のようだ。

16:08撮影
休憩も終わり、中町から曳き廻し開始。後の方では、本町も動き出しているようだ。

16:20撮影
小前田のまつりも、市民まつり的な側面があり、屋台以外にもイベントが行われる。何となく、流し踊りの集団が屋台を先導しているように見えるが、実際には、踊りで道路が占有されているため、屋台が通行止めされているところ。

16:22撮影
屋台や、流し踊りもないところで演奏されるちんどん屋。幼少の頃、ちんどん屋のパレードのようなものがあり、延々とついていったような記憶がある。これもある意味、日本の伝統芸能だろう。近頃では、浅草六区あたりでしか見たことがない。一通り見ることができたので、このあたりで帰宅。

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