小前田屋台まつり

 小前田屋台まつりは、深谷市(旧花園町)小前田地区の諏訪神社の祭礼です。10月第二の土・日曜に行われ、道の駅はなぞのに常設展示されている3台の巨大な屋台(いずれも、市の有形民俗文化財に指定)が曳き廻されます。お囃子は小前田屋台囃子と呼ばれているようですが、管理人にはさんてこ囃子系で寄居のお囃子に近いような感じがしました(摺鉦は、寄居よりだいぶ大きい)。車輪は、固定式の四輪ですが、秩父系のように一枚板ではなく、何枚かの板を組み合わせて作られているようです。人出も少なく、露店も僅かしかでませんが、巨大で豪華な屋台が曳き廻されるところは、見応えがあります。



2008年10月11日

2011年10月8日
屋台 前述の通り、3台の屋台は、秩父や小鹿野並の大きさで彫刻も多用され豪華で、見応えがあります。道の駅はなぞのに常設展示されているようなので、祭礼以外でも見ることができるようです。なお、管理人は、道の駅での展示は見たことがありませんので、どのような形で展示されているのかは定かではありません。
屋台の取り廻し(ギリ廻し?) 屋台は、交通規制されている国道140号上を行ったり来たりするので、180度の方向転換が必要となります。1台は、おだまきを使用して屋台を持ち上げ旋回、2台は、廻り舞台になっており、屋台上部のみを回転させます(台車部分には、前後の区別がない?)。
張出舞台の敷設 2011年、祭当日の午前中だけですが、上町屋台に張出舞台が敷設さ、舞台上でお囃子の演奏が行われました。年々、祭を盛り上げようとする意識が働いているようであり、いずれは、全3台の張出舞台が敷設され、屋台上で歌舞伎が上演される日が来るのかもしれません。
小前田の屋台も秩父や小鹿野と同じように、左右に張出舞台を敷設することができるようだ(どこかのサイトで見たことあり)。現在では、張出舞台は使用されていないようだが(もしかしたら、張出舞台自体がなくなっているのかも?)、張出舞台を敷設した状態での屋台も見てみたいものだ。
※:2011年、上町の屋台が張出舞台を敷設しました。上の写真は、張出舞台を敷設した状態でのお囃子演奏の様子です。
道の駅はなぞの
交通規制中心部
諏訪神社
小前田屋台まつり 動画コーナー

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