高崎山車まつり

 高崎山車まつりは、市民祭である高崎まつりと同時に8月の第1土・日曜に開催されます。なんかややこしいですが、高崎まつりの山車部門と考えた方がいいのかもしれません。高崎には、山車が38台あり(山車の数では日本一だそうです。)、基本的には、4地区のうち、2地区が隔年で参加します(記念開催とか、全台参加するケースもあるそうです)。高崎でも電線の架設により大型の山車が運行できなくなり、明治末から昭和初期にかけて小型の山車に造り替えられたようです。お囃子は、パンフレットによると神田囃子と在来の囃子が融合・変化して現在のようになったとのことで、私には、さんてこ系のお囃子っぽく聴こえた演目もありました。車輪は、前輪が小さめな可動式四輪であり、わりと簡単に取り廻されていました。たしかに山車は小型ですが、数が多いだけに勢揃いした場面等は、壮観の一言です。
※:山車の数が日本一だとのことですが、浜松などには、100台を超える屋台があるようなので、人形の出る江戸型山車の数では
  日本一だという意味だと思われます。



2008年8月2日

2010年8月7日
山車人形 高崎の山車には、当然ながら全台に山車人形が載ります。人形も山車に合わせて小ぶりのように感じられました。さすがに数が多いだけに、山車人形のテーマとなりうるものの殆どが高崎では見ることができます(多分)。
巡行前の集合 山車巡行前に参加する2地区は、別の場所にそれぞれ集合します。参加する山車の約半数ですが、道路上にずらっと並んだところは見応えがあります。
巡行・すれ違い 別の場所に集合した2地区の山車は、それぞれ別のルートで巡行を行います。特に道幅の広い田町通りでは、山車は鉾・人形を上げた状態で巡行し、2地区の山車のすれ違いが行われます。山車の数の多い高崎ならではの見どころです。
集結式・勢揃い もてなし広場での集結式(土曜)、田町通りでの勢揃い(日曜)では、参加している全部の山車が一カ所に揃います。山車の数が多いため、壮観です。
電線の架設によって山車の運行が困難になった時、土地によって対処はさまざまだが、高崎では、山車を小さく造り直してしまった。数が多いだけに、今でも勢揃い等は壮観だが、在りし日(大型の山車だったころ)は、どれだけ凄かったのだろうか・・・。
連雀町交差点
もてなし広場
駅前通り
高崎山車まつり 動画コーナー

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