籠原夏祭り

 籠原夏祭りは、籠原駅南口にある諏訪神社に合祀されている八坂神社の祭礼で、籠原本町、籠原町の2台の熊谷型屋台が曳き廻されます。屋台の曳き廻しが行われたり、露店が出たりするのは、籠原駅の北口周辺なので、実質的には、新堀地区のお祭のようです。お囃子は、大鉦を使用した熊谷と同系統の祇園囃子です。籠原本町は、近年、うちわ祭の巡行祭に参加することもあり、籠原町の屋台は、旧銀座区の屋台がベースに制作されている等、うちわ祭との関わりも深いようです。日程的に、うちわ祭と重なるため、中々、見物する機会がありませんが、興味深いお祭です。



2014年7月19日

2015年7月19日
熊谷型屋台 籠原本町の屋台は、昭和30年代に制作されたもの、籠原町は、近年、旧銀座区屋台の台車部分、彫刻類を使用しほぼ新造されたものです。制作当時から徐々に彫刻追加等を行い、どうやら完成したようです。いずれの屋台も運転手付きの3輪構造になっています。
※:籠原町は、現状、白木のままなので、漆塗り等の改修が行われるかもしれません。
お囃子 前述の通り、大鉦を使用した熊谷と同系統の祇園囃子が演奏されます。但し、当然ながら全く同じではなく、籠原独自(その町内独自)に進化しているようです。その辺りを聴き比べて見るのも楽しいところです。なお、籠原本町は、世良田祇園まつりに居囃子で参加しています。
※:お囃子がどこから伝承されたかは未確認です。
籠原町が現在の屋台になってから、お初の見物となったが、あいにくの天気。巡行祭が例年通りなのか、降雨の影響で例年と違う流れなのかもわからず。日程的に、中々見物が難しいが、また、見物に来なければ・・・。
2015年は、打って変わった猛暑日となりました。
籠原駅北口
諏訪神社
籠原夏祭り 動画コーナー

トップへ お祭見聞録へ ページの先頭へ


inserted by FC2 system