一ノ宮道祖神山車祭り 2012年3月25日


11:48撮影
高崎から上信電鉄に乗り継ぎ、11時過ぎに現地入り。上信電鉄は、無人駅や駅員が不在な時間帯が多く、殆どの駅で一番前のドアしか開かない。まあ、2両編成のバスといえばわかりやすいかも。さて、上州一ノ宮駅付近の某所で昼食中、何となくお囃子の音が聴こえる。店の中から街道方面を見ると、街道の手前に山車が止まっていた。昼食を終え店を出る。山車は、街道手前で折り返して町中方面へ。山車は、小型で実にシンプル。朝顔型の屋根の回りに花が飾られている。上州なのでさんてこ系のお囃子かと思ったが、どうも違うようだ。そういえば、高崎でも、こんな感じのお囃子を聞いたような気がする。ちなみに、この山車は、4太鼓だが他の山車は、3太鼓だった。

11:51撮影
先程の山車は、貫前神社の反対方向へ向かったので、追いかけずに神社方面へ。早速、別の山車を発見。この町内は、既に休憩中なのだろう。舞台上には、お囃子道具はなく、竜の飾り物。どうやら、干支の飾り物をするようだが、隔年開催なので飾られるのは十二支の中の半分ということか。この山車は、車輪が大分歪んでいるように見えるが大丈夫か?

11:53撮影
神社方面へさらに進む。また、一台発見。さらに小ぶりな山車でシンプルな造り。但し、随分新しく見える。多分、最近の制作なのだろう。近年、山車が制作されているということは、祭りへの思い入れが強いのだろう。結構なことだ。

11:59〜12:04撮影
貫前神社の参道へ到着。一枚目の写真では、階段と鳥居しか見えないが、この階段に至るまで結構な上り坂の道が続いている。また、拝殿は、鳥居から下った所にあり、鳥居のあるところが標高が高く、拝殿が低い、珍しい形式の神社のようだ。
階段から鳥居→鳥居付近から見下ろした風景→鳥居付近から見下ろした拝殿→拝殿順に写真が切り替わります。

12:24撮影
貫前神社も一通り見たので、上州一ノ宮駅方面へ。駅入口を越え、さらに富岡方面へ向かう。途中、一番初めに見た”本若”山車の前を過ぎると、”上組”山車を発見。他の山車より、やや大きいような?ぼちぼち、動きだしそうな風情。
※:実際の呼び名は定かではありませんが、取り敢えず、舞台下に飾られた弓張提燈に書かれた名前で山車を呼ぶことにします。

12:30撮影
”本若”山車の前に戻ると、「自分の笛の師匠だ・・・」的な感じで年配の方を子供達に紹介していた。やはり、お囃子は、口伝で楽譜などはないのかもしれない。それにしても、お囃子は、元気一杯だし、やたらに篠笛が多い。
お囃子の様子を動画撮影していたら、”上組”山車が巡行を開始し通過して行きました。その様子は、YouTubeにUPしてあります。以下をクリックすると動画が再生されます。
お囃子中の本若の前を上組山車が通過

12:39〜12:44撮影
その後、”上組”山車の巡行についていくと、大通りから脇道を昇り始め、駐車場(ただの空き地か?)へ。屋根の上では、二人ぐらいで笛を吹いている。どうやら、山車の舞台、山車周辺の地面。山車の屋根の上等、結構な人数で篠笛が演奏されるようだ。
山車が坂を登る所→駐車場?に山車を入れるところ→屋根の上の様子の順に写真が切り替わります。

12:50撮影
さて、山車も殆ど動いていないので退屈極まりない。一カ所でじっとしているのは性に合わないが、土地勘がないので、祭のメイン通りを行ったり来たり。貫前神社の参道前を越えて少し進むと5台目の山車を発見。撮影した側には、菜の花も咲き、梅も咲いていた。
※:マウスポインタを写真に合わせると道の反対側の菜の花と梅の写真が表示されます。

13:18撮影
13時になり交通規制が始まったようだ。今までは、各町の山車がバラバラに動いている感じだったが、これからは全町行事的な動きになるのか・・・?
まあ、取り敢えずは、山車が動きだしたようだ。

13:23撮影
やがて、山車群が、徐々に集まってきた。どうやら、JA前に全台並べるようだ。
JA前へ山車が向かう様子は、YouTubeにUPしてあります。以下をクリックすると動画が再生されます。
巡行の様子 その1
巡行の様子 その2

13:33撮影
JA前の様子。 その1。

13:37撮影
JA前の様子。 その2。

13:39撮影
JA前の様子。 その3。

13:43撮影(裏絵 13:44撮影)
ひとしきり、お囃子の競演が行われた後、休憩に入ったようだ。舞台上の龍が飾られ、お囃子道具が見あたらなかった”下若”山車だが、お囃子の音は聴こえる。実は、腰幕で隠された舞台下で演奏が行われていた。ちょっと失礼して舞台下を撮影。
※:マウスポインタを写真に合わせると舞台下に設置された3太鼓の写真が表示されます。

13:46撮影
”上若”山車。一ノ宮では、概ね小型の鉦を手に持って鳴らすようだが、この町内では、大きめな鉦が吊るされている。そういえば、この町内だけお囃子がやや違い、さんてこ囃子系の様に聴こえた。
なお、山車に吊るされた鉦以外に手に持って鳴らす小型の鉦も使われていました。

13:47撮影
JAの駐車場では、祭関係者の挨拶等が行われていた。どうやら、”これから祭を始めますよ。”的な、開催宣言のようなものだったようだ。

14:06撮影
開催宣言?も終わり、全町合同の巡行が始まった。見ている途中でわかったことだが、合同巡行は、交通規制されている区間を何度か行ったり来たりするようだ。
合同巡行の様子は、YouTubeにUPしてあります。以下をクリックすると動画が再生されます。
巡行の様子 その3
※:貫前神社の参道から撮影したものです。折り返し地点の直前のため、ここでは、山車がすれ違います。

14:29撮影
このように、大量の篠笛隊が演奏しながら山車を先導する。最も、町内よって参加人数は違ったような?案外、篠笛を持っている人が吹きたい時に吹いているような感じかもしれない。

14:50撮影
折り返し地点では、当然、山車の方向転換が必要だ。他の山車は、梶が効くが、舞台下で太鼓を演奏していた”下若”の山車は、梶が効かないようだ。前後に張り出した棒を使って力ずくで旋回していた。

15:07撮影
何度か交通規制区間を行き来した後、再び、JA前に整列。
再整列の様子は、YouTubeにUPしてあります。以下をクリックすると動画が再生されます。
JA前の様子

15:19撮影
どうやら、休憩のようだ。お囃子をやめた町内、一向にやめる気配のない町内とさまざま。今回は、この辺りで帰路につく。

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