山田の春祭り

 山田の春祭りは、秩父市の山田地区で3月第2日曜日に行われる恒持神社の祭礼です。2台の秩父型屋台と3層の笠を飾る1台の笠鉾(但し、万灯はない)が秩父夜祭同様に「ホーリャイ」の掛け声と共に曳き廻されます。屋台・笠鉾は、秩父夜祭・小鹿野春まつりと比べると、さすがに小さめですが、極彩色の彫刻・立派な幕で飾られ見応えがあります。お囃子は、言わずとしれた”秩父屋台囃子”であり、このお囃子を聴くと秩父にいる実感がわきます。夜には、花火(音楽花火と言うらしい)が行われるようですが、近郊の人か、泊まり覚悟でないと見ることは難しいかと思われます。なお、2008年には、処々の事情により花火は中止になったようです。現地には、西武秩父駅・秩父駅からバス、または、大野原駅から徒歩になります。当日は、バスでも交通規制の関係から恒持神社から1km程離れた所が臨時のバス停になります。このバス停あたりまでは、大野原駅から2km程度(もうちょっとあるかもしれない?)ですので、熊谷方面から現地入りする場合は、大野原駅からハイキングがてら徒歩で現地入りするのがいいかもしれません。



2008年3月9日

2009年3月8日
2010年3月14日
2011年3月13日
2012年3月11日
2013年3月10日
2014年3月9日
2015年3月8日

2016年3月13日
2017年3月12日
屋台・笠鉾 前述の通り、秩父夜祭・小鹿野春まつりと比較すると、屋台・笠鉾ともに小さめです。但し、他の地域の祭と比較すると見劣りしません(むしろ、立派)。屋台の彫刻もすごく、各種の幕も見応えたっぷりです。
所作(曳き踊り) 秩父地方の屋台ではおなじみです。屋台の舞台は、お囃子で使用されることが多いですが、秩父地方では、本当に舞台として使用されます。踊りを演じるのは、小中学生ぐらいの少女かと思われます。カメラマンには大人気です。
囃子手 山田の春祭りの囃子手は、途中から人数がふえ、最終的には、8人になっていました。あまり、しきたり的なこだわり?がないのもいいところです。
※:上組笠鉾は、高すぎて八坂神社まで曳いていくことができないため、2台の屋台に囃し手が相乗りして神社へ行き来するそうです。このため、途中から人数が増えるそうです。
本組屋台は、近年補修されたらしく非常にきれいだが、山組屋台・上組笠鉾は、漆もはげぎみで飾り金具もくすんだ感じ。当然予算の問題があるだろうが、補修してほしい。また、上組笠鉾は、本来、万灯が飾られていたと思うが、電線を高く張り直す等の対応で本来の姿でも巡行を見たいものだ。万灯は残っているのだろうか?
※:山組屋台は、近年、補修が進んでいます。現状(2013年)の進み具合だと、2〜3年後には完了すると思われます。
  →2016年に屋台を見た感じでは、補修は完了したようです。まあ、細かいところが残っているのかもしれませんが・・・。
恒持神社
臨時バス停周辺
八坂神社
山田の春祭り 動画コーナー

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