秩父祭笠鉾特別曳行 2012年10月7日

 秩父夜祭では、2台の笠鉾と4台の屋台が曳行されますが、通常、2台の笠鉾は、電線等の関係から屋形のみで曳き廻されます。昭和37年に秩父夜祭の笠鉾・屋台は、国の重要有形文化財に指定され、〇〇周年記念等の特別な年には、どちらかの笠鉾の笠を付けての飾り置きや、ちょっとした曳行が行われていたようです。さて、今年は、国指定の重要文化財に指定されて50周年記念にあたり、中近笠鉾・下郷笠鉾が、笠を付けた状態で曳行されるとのことで、いざ秩父へ。現地に到着した頃には雨も止んでいたかと思いますが、笠鉾はビニールをスッポリと被った状態であり、当初の予定より大幅に遅れての曳行となりました。中近笠鉾は、定位置から秩父駅前へと向かう坂を延々と昇り、下郷笠鉾も同坂を昇降するなど、いつかはあるかも知れない笠を付けた状態での団子坂昇りを想定した曳行だったそうです。なんと、2台の笠鉾が揃って3層の笠を付けての曳行は、99年ぶりとのことですが、下郷笠鉾は、電線の敷設により曳行が不可能になったため屋形に改造されたようであり、実際には、現在の曳山の状態で笠を付けての曳行は始めての試みだったようです。当日は、何となく、写真撮影に集中?し、動画も撮影せず、両笠鉾が動くところを見れたことにより、大満足。2台が揃うところも見ずに帰宅してしまいました。まあ、そんな事情ですので、写真のみの公開とします。

※:滅多にない特別イベントですので、写真のサイズも大きめにし、トリミング等の加工は行いませんでした。
秩父神社境内の下郷笠鉾。ビニールをスッポリで絵にならず。
10:10撮影
川瀬祭に出される宮側屋台。川瀬祭の曳き物も特別イベントに何台か参加。
10:14撮影
こちらも、川瀬祭の道生笠鉾。笠鉾脇での秩父屋台囃子演奏。
10:18撮影
中近笠鉾の定位置へ。ビニールも被っておらず、ぼちぼち動きだしそうな雰囲気だが・・・。
10:31撮影
中近笠鉾の万灯辺りを撮影。万灯だけでも、2メートルぐらいありそう。
ところで、どうやって笠の上に乗るのだろうか?
10:32撮影
まだまだ、動きそうもないので、再び秩父神社方面へ。番場町屋台も飾り置き。
10:53撮影
何となく、西武秩父駅(秩父線お花畑駅)方面へ。東町屋台も飾り置き。
10:58撮影
再び秩父神社へ。下郷笠鉾は、ビニールが外されていた。しかし、凄い迫力。
11:36撮影
秩父駅方面へ坂を昇る中近笠鉾。何ともカメラマンだらけで、ピントが合っているのはカメラマンの背中だが、
上り坂の雰囲気が出ているようなので掲載。
11:49撮影
これも、坂昇り中の中近笠鉾。
11:51撮影
坂昇りも一段落か?この頃には、朝の内の荒天(だったと思う)が信じられないような好天に。
12:07撮影
まだまだ、秩父駅まで坂昇り、後で聞いた話だが、囃子手は、何年前かの雨天の時に選ばれた人達だそうだ。
一種の救済措置らしい。
12:12撮影
下の方から撮影した中近笠鉾。
12:12撮影
中近笠鉾と道生笠鉾。
12:16撮影
秩父神社より曳き出された下郷笠鉾。
12:33撮影
それにしても、巨大だ。管理人は、とても、笠の上には乗れない。
12:35撮影
ギリ廻し中の下郷笠鉾 その1。
12:36撮影
ギリ廻し中の下郷笠鉾 その2。
12:36撮影
ギリ廻しが終わり、秩父駅方面へ向かう下郷笠鉾。笠の上の万灯・せき台・天道だけでも4mぐらいはありそう。
12:49撮影
秩父駅方面へ曳行中の下郷笠鉾。
12:52撮影
下の方から撮影した下郷笠鉾。
12:53撮影
下郷笠鉾の全景を後から。
12:53撮影
下郷笠鉾と宮側屋台。
13:01撮影
下郷笠鉾の万灯あたりを撮影。
13:04撮影
秩父駅前に飾り置かれた中近笠鉾。
13:09撮影

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