竹内神社例大祭

 竹内神社例大祭は、千葉県我孫子市布佐地区に鎮座する竹内神社の祭礼です。利根川沿いの地帯であり、水運で栄えたと思われ、現在では、成田線の布佐駅近郊でもあるため、大規模なビルなどはありませんが、住宅街が広がっています。
 曳き物は、現地で何と呼ばれているか定かではありませんが、かなり大きめな舞台屋台形式(以降、屋台と記述します。)で、重そうな唐破風屋根を4本柱で支える構造になっています。彫刻・彫金等の装飾類は殆どなく、シンプルな感じです。車輪は、小さめな板車の固定式4輪で、梶棒や、ハンドリフトを使用して旋回していました。また、回り舞台となっており、所々で回転させたり、会所方向へ向けたりと活躍していました。お囃子は、大拍子の入る神田囃子系のようで、佐倉や成田と同じような陣立でした。
 おそらく、殆ど地元の人達しかいない地域密着型の祭礼だと思われ、ほんの少し見物しただけなので、詳細はわかりませんが、連合巡行、屋台・神輿の競演などの楽しい祭です。



2013年9月14日
屋台と神輿の競演 巡行中の所々で、子供神輿・宮神輿が、屋台の前で差し上げられ、屋台もお囃子・所作で答える。何とも見応えのある場面です。
連合巡行 子供神輿・宮神輿、4台の屋台(全部で5台あるらしいが、1台の屋台は巡行せずに、居囃子用に使用されるらしい。)が、連なって利根川沿いの国道356号線を巡行します。所々で行われる屋台の回転や、取り廻し等も見どころです。
布佐駅付近で、早めの昼食を済ませ、国道356号線・県道4号線の立体交差辺り(下記の地図参照)に到着すると、既に近場を屋台が巡行中。まず竹内神社へ行こうと思っていたが、事情がわからないので、そのまま祭見物開始。結局、その後、休憩へ。この感じだとそれから神社へ行って戻ってきても屋台を見失うことはなさそうだ。ただ、休憩に入ると誰も知り合いのいない、ただの見物人は時間を持て余す。かなり、待ちくたびれた。
竹内神社
国道356号線・県道4号線立体交差
都交差点
山車休憩場所
竹内神社例大祭 動画コーナー

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