佐倉の秋祭り

 佐倉の秋祭りは、麻賀多神社の祭礼として始まり、現在では、愛宕神社・神明神社・八幡神社の氏子町が加わり四社合同祭の形で10月第二の金・土・日曜に行われます。2台の江戸型山車と13台の屋台(佐倉では、御神酒所と呼ぶそうです。)が「えっさの こらさの えっさっさ」の楽しい掛け声と共に曳き廻されます。なお、2台の江戸方型山車は、明治の世に日本橋方面から購入されたものだそうです。お囃子ですが、パンフレットには佐倉囃子と記述されています。聞いた感じだと神田囃子に近いようです。車輪は、小さな四輪であり、殆どが固定式ですが、中には、可動式で廻り舞台がついた屋台もあります。山車人形は、実際に山車に載せられるものは2体ですが、合計6体存在し、会所等に飾り置きされます。これらの人形山車の殆どが名人作(仲秀英・原舟月・古川長延など)のもので見応えがあります。



2008年10月10日

2012年10月13日

2014年10月11日
山車人形 前述の通り、実際に山車に載せられるのは2体で、他の人形は会所等に飾り置かれます。祭のパンフレットに飾り置きの場所が明示されているので、わりと簡単に探し出せます。なお、すべて、祭中心地の街道沿いに飾られていました。
山車の取り廻し 全部の山車・屋台ではないようですが、小さい車輪を梶棒でこじるようにして?方向転換します。自分の見た所では、結構大変そうでした。
京成線の佐倉駅前には、パンフレットが置かれていなかったので、やや不安だったが、露店等が出ている通りを進んで行くと、何とか祭の中心部にたどり着くことができた。それにしても、あの小さな車輪のおかげで山車の背が大分低くなっているようだ。本来は、もっと大きな車輪が取り付けられていたと考えられる。電線等の影響でわざと低くなる車輪を取り付けたのだろうか?
なお、パンフレットは、警備本部のようなところに置かれていた(他にもあったと思うが・・・)。
麻賀多神社
おはやし館
市立美術館
佐倉の秋祭り 動画コーナー

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