境ふるさとまつり

 境ふるさとまつりは、伊勢崎市境地区の瑳珂比神社境内に祀られている天王宮の祇園祭を起源としており、本来は、境祇園祭だったようです。しかし、現在ではイベント的な要素も多くなっており、市民まつりとして現地に根付いていると思われます。当然、山車・屋台まつりとしての側面もあり、以前は、世良田祇園に客屋台として参加していた3台の大型屋台(三ツ木・女塚・栄街)を含め、合計9台の山車・屋台が参加します。もちろん、山車・屋台以外に神輿・マーチングパレード等さまざまなイベントが行われます。山車・屋台は、大雑把に鉾台型の山車と総屋根の屋台に分類できると思いますが、その大きさ・形式等それぞれ特徴があり、かなりバラエティに富みます。お囃子は、もちろん、世良田系の祇園囃子ですが、町内によっては、創作囃子的な曲目も演奏されていたようです。前述の通り、さまざまな形式の山車・屋台、山車・屋台、神輿の競演等、見どころも多く楽しい祭です。



2014年8月2日
さまざまな形式の山車・屋台 境ふるさとまつりの曳き物は、大雑把に山車と屋台に分類できそうですが、世良田型の大型屋台から近年制作されたと思われるゴムタイヤを使用した屋台。歴史のありそうな伊勢崎型??の屋台等々、屋台だけでもさまざまな形式です。また、2台の山車は、いずれも鉾・人形が上がらないようですが、以前はどうだったのか?大変に興味深いものがあります。
※:3台の世良田型屋台は、世良田地区の屋台より、やや小振りのようですが、かなりの大型屋台です。
山車・屋台、神輿の競演 境では、山車・屋台と神輿・マーチングパレード等のイベントが、境交差点を分界点として個別に開催されるようです。従って、境交差点が両者の接触地点となり、時間帯によって、山車・屋台と神輿の競演が見られます。
※:夕刻は世良田方面が山車・屋台、境町駅方面が、神輿・その他と明確に棲み分けされているようですが、夜になり各種イベント類が終了すると駅方面へ山車・屋台が移動して行くようです。
叩き合い 叩き合いは、各所で行われるようです。おそらく、境町駅入口交差点等では、全9町による叩き合いが行われます。
全町による巡行 全9町は、一旦、交通規制どんづまりの境東交差点付近に集まります。その後、境町駅方面へ全町が巡行します。やはり、これだけの山車・屋台が連なって巡行する様は、何とも絵になります。
三ツ木・女塚・栄街の3台の大型屋台は、以前、世良田祇園に客屋台として参加していたそうだ。これらの地区が境町に合併され、昭和30年代から境の祭礼に参加するようになったらしい。世良田祇園が復興し始め、これらの町内も居囃子として参加しているが、いつの日にか世良田祇園に曳き出される日が来るのだろうか?最も、その場合、2週連続になるのだが・・・。
※:実現した場合、太田市・伊勢崎市を跨がることになり、おそらく殆ど例を見ない祭礼になりそうです・・・?
境町駅入口交差点
境交差点
境東交差点
境ふるさとまつり 動画コーナー

トップへ お祭見聞録へ ページの先頭へ


inserted by FC2 system