青梅大祭

 青梅大祭は、青梅住吉神社の祭礼で、5月2・3日に行われます。元々は、住吉神社の氏子だった5町が江戸型の山車を購入して運行されたのが、今の祭の原型のようです。但し、よくある話ですが、電線の架設等により人形が降ろされ舞台屋台風に改造されたようです。現在では他の7町の屋台(青梅では、過去の経緯?により山車と呼ぶ)が加わり、計12台が参加します。舞台屋台風に改造された5町には、当時の山車人形も残されており、会所(人形場と呼ばれる)に飾り置きされ、青梅大祭の見どころの一つになっています。お囃子は、神田囃子系で東京都下、埼玉県南部で見られるように、狐・おかめ・ひょっとこ等の踊りが山車上で演じられます。調布大祭でも記述しましたが、青梅のお囃子は、非常に元気です。パンフレットによるとけんか囃子などと書かれていたような気がします。
※:祭は、東青梅駅近辺から宮ノ平駅近辺までの広範囲に渡って行われます。



2007年5月3日


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2015年5月3日

2016年5月3日
山車人形 前述の通り、在りし日に載せられていた山車人形は、住吉神社氏子の5町の人形場に飾り置きされます。人形場の位置は、祭のパンフレットに掲載されていますので、簡単に見つけることができます。
競り合い 山車同士がすれ違う際等に行われるお囃子の競演を青梅大祭では、競り合いと呼ぶようです。お囃子が元気なだけに競り合いも非常に激しく、青梅大祭の最大の見せ場と言ってもいいと思います。競り合いは、旧青梅街道上の所々で行われますが、特に、駅前交差点・市民会館前・森下町熊野神社付近では、規模の大きい競り合いが行われます。
山車と青梅の風景 青梅駅から東青梅駅にかけての旧青梅街道上には、所々に映画の看板がかかる古い町並みが広がり、宮ノ平駅方面には、自然たっぷりの風景が広がり、とても同じ町とは思えないぐらいです。巡行・競り合いを行う山車とこの2つの印象的な風景は何ともいい雰囲気です。
踊り 青梅大祭では、おなじみの白狐・おかめ・ひょっとこ等の踊り以外に、他の色々な面(なんだかよくわからない)を使った踊りも演じられます。特に、狸(衣装は着ぐるみっぽいものなので、多分狸だと思う。)が青梅では目立つような気がします。なお、友田町の居囃子では、足踊りも演じられていました。
青梅には、赤塚不二夫会館、映画看板など祭抜きでも充分楽しめる町になっているようだ。祭の時にしか行かないので、赤塚不二夫会館には、入ったことすらない。調布大祭の時にでも、ついでに町歩きでもしてみようか?
青梅駅前交差点
住吉神社
青梅市民会館
熊野神社
青梅大祭 動画コーナー

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