鬼石夏祭り

 鬼石夏祭りは、群馬県藤岡市鬼石地区(旧鬼石町)で行われる鬼石神社の祭礼です。旧鬼石町には、鉄道などは走っておらず、自家用車がなければ、バスで現地に向かうしか交通手段がありません。幸い、本庄駅より時間1本程のバスがあるので、高崎線沿線からなら、それなりの時間で到着することが可能です。全部で5台の山車(屋台だが山車と呼んでいたような?)は、形式的には、舞台屋台で埼玉県・群馬県あたりではよく見かけるタイプですが、幅広でかなり大きな物です。そのうち2台は、熊谷出身(本町・三杉町)であり、管理人個人としては、非常に興味深い物です。お囃子は、所謂"参手古"系だと思いますが、唐破風屋根下の左右に大胴が取り付けられており(町内によっては、楽屋にもあり3大胴だったりしました。)、どちらかと言えば、大胴中心のお囃子のように感じられました。車輪は、大八車・板車・鉄輪だったりとバラエティに富みますが、すべて舵が効くタイプです(本町のみ3輪・他は、すべて4輪です)。風景もよいですが、現地の人達の熱い思いが感じられる楽しい祭です。



2012年7月14日

2013年7月14日
お祭り広場への集合 日曜日の夕刻(16:30ぐらい?)になると、お祭り広場に続々と山車が集まり、上の写真のように、全5町が集結します。夜の部では、全5町による行事が行われるようで、鬼石では、これを団体行動と呼んでいるようです。写真の通り邪魔な物がまったくない風景の中で、5台の山車が並んだ様子は壮観です。
寄り合い 各地で色々な呼び方がありますが、数台によるお囃子の競演を鬼石では、”寄り合い”と呼んでいるようです。やはり、お囃子の競演は見どころです。
新田坂の駆け上がり 新田坂とは、お祭り広場脇の坂道(ネット地図とかには、特に表示はありません。)で、団体行動中に、この坂を一台一台が一気に駆け上がります。お祭り広場でだらだらしていたため、場所取りに失敗。ろくに見れていないので、何とも言えませんが、おそらく、一番の見せ場だと想います。
※:今後、いいポジションで見れたら、いちおし!見どころになりそうです。
交通の便は良くないが、以外と近い鬼石。夕刻になると、人も増えてきて、結構な賑わい。お祭り広場でくつろいでいたので、新田坂の駆け上がり時のポジション取りには、見事に失敗。ろくな写真撮れず。やはり、運転手を調達し、新田坂目当てで行く必要がありそうだ。
鬼石神社
お祭り広場
新田坂
鬼石夏祭り 動画コーナー

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