沼田まつり

 沼田まつりは、沼田市のホームページによると、沼田祇園祭(沼田では、”おぎょん”と呼ぶ。おそらく、”おぎおん”がなまったものだろう)と商工祭が同時に行われるようになったものだそうです。まんどう(山車)は、江戸型系ですが、総屋根の屋台の上に鉾・人形がせりだす構造で、沼田型と呼ぶのがよさそうです。鉾が二重にせりだす四層の山車やら、裳階が付いている山車等バリエーションが多く、見どころです。お囃子は、いわゆる”参手古”系ですが、地元では、沼田祇園囃子と呼んでいるようです。車輪は、前輪が小型の可動式の四輪であり、山車の取り廻しには、それ程時間は掛からないようです。山車の上に乗る人形は、殆どが能・歌舞伎等の伝統芸能をモチーフにしており、たびたび更改されているようです。天狗みこし、二荒太鼓、千人おどり等、市民まつり的なイベントも盛り沢山です。



2011年8月5日


2012年8月4日
まんどう(山車) 山車は、地元では、”まんどう”または”まんど”と呼ばれているそうです。大雑把に分類すると江戸型になると思いますが、総屋根の舞台屋台の上に鉾・人形がせりだす構造となっており沼田型と呼ぶのがよさそうです。鉾が二重にせりだす四層の山車、屋根の後方部分に裳階が付いている山車等バリエーションも豊富で見応えがあります。
※総屋根の舞台屋台の上に鉾・人形がせりだす構造の山車は、児玉でも見ることができます。このサイトでは、以後、”まんどう”と呼ばせていただきます。
天狗みこし 天狗みこしは、巨大な天狗面を神輿に仕立てたもので、2基存在します。延べ約300名の女性により渡御され、一般参加の募集もしているそうです。
※:2011年・2012年は、市役所の敷地内に飾られているのを見たのみです。
まんどう行列 まんどう行列は、初日(夜)と二日目(昼)に行われるもので、初日は、2グループに分かれて行われ、二日目は、全10台が揃って行われます。行列といわれる通り、連合しての巡行が基本だと思いますが、所々では、お囃子の競演もあると思われます。
※:2011年は、まんどうは自主運行のみだったため、まんどう行列の詳細はわかりません。なお、市のホームページでは、”まんど行列”と記述されていましたが、前述した通り、このサイトでは、”まんどう行列”としました。
まんどうの勢揃い 中日(8月4日)にコンビニの駐車場に全まんどうが勢揃いします。どうやら、祇園囃子競演会の表彰式だったようですが、全台勢揃いして鉾・人形を上げた所は見応えがあります。
沼田には、電車で行ったが、沼田駅と市街地では、標高が相当違う。駅からの延々とした登り坂、途中ショートカットするような階段を登ると、秩父の団子坂も真っ青な急坂(しかも長い)が・・・。祭りを見る前に疲れてしまった。
沼田市役所
沼田駅
ミニストップ天狗プラザ店
沼田まつり 動画コーナー

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