成田祇園祭

 成田祇園祭は、観光協会によると「大日如来」を供養する「成田祇園会(なりたぎおんえ)」と成田山周辺の町内が一体となって行われる夏祭りだそうです。お祭見聞録のメニューには、新勝寺の祭と書きましたが、どちらかと言うと市民祭色が強いのかもしれません。
 合計10台の山車・屋台が曳き廻されますが、曳き物は、いわゆる江戸型の山車から舞台屋台、成田型?の山車等さまざまなタイプに分類できそうです。お囃子は、神田囃子系と佐原囃子の両方があり、どちらかのお囃子が山車・屋台上で演奏されます。
 総踊り、総曳きなどの見せ場も多く、成田山の参道が多くの人で賑わいます。



2009年4月19日


2011年7月10日
総踊り 総踊りとは、全町内の山車・屋台が集結し、その前でお囃子に合わせて一斉に踊ることを言います。祭期間中は、毎日一回は行われるようです。行われる場所は、成田山大本堂前かJR成田駅前です。
※:成田山車まつりの時は、成田市役所の駐車場で行われました。
総曳き 総曳きは、屋台全台が集結し、山門前から薬師堂方面へ一台一台曳かれていきます。経路的に上り坂になっており、力強く山車・屋台を曳いて行く様子は何とも勇壮です。特に、薬師堂前の駆け上がりは最大の見せ場です。なお、薬師堂前の駆け上がりは、管理人は、本祭では見ていません。特別イベントの成田山車まつりで見ただけです。
二系統のお囃子 前述の通り、成田祇園祭では、神田囃子系のお囃子、佐原囃子の両方が演奏されます。神田囃子系のお囃子は、桶太鼓も使用されており佐倉のお囃子と近いようです。成田市の位置的にも両方のお囃子の合流地点とも言え、興味深いところです。
成田祇園祭のメインは、山門前から薬師堂あたり。この付近になると、とにかく道が狭い。山車をどんな感じで曳くのかがメインになっているのだろうか。曳き綱が非常に長く、狭い道をわざわざ広がりながら曳いていた。曳き手の方々も非常に楽しそうで結構なことだ。ただ、拡声器を使うのが・・・。お囃子がよく聴こえない。
薬師堂前
山門前
成田祇園祭 動画コーナー
※:2009年4月19日は、成田市の市制50周年記念として開催された「成田山車まつり」の見聞録です。
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