見どころ・聴きどころ(7月20日)

■迎え太鼓
行われる確率:100%
 迎え太鼓は神様を迎える神事として行われ、熊谷の町中は早朝からのお囃子で賑やかなことになります。公式ホームページによると、6時〜となっていますが大体の目安のようで、5時頃から開始している町区もあるようです。2009年に始めて見ましたが、八坂神社に近い第壱本町区、荒川区、鎌倉区、仲町区は、管理人が到着した6時10分過ぎには、既にお囃子を行っていました。他の町区は、神輿が通過する時間帯にお囃子を行うことは確かですが、早朝からお囃子を開始しているかは未確認です。
 定位置(陸橋下)ではなく、踏切脇で迎え太鼓の荒川区。子供らもこの時間(2009年 6:29撮影)から参加。  定位置で迎え太鼓の筑波区(2009年 8:18撮影)。早朝から叩いているかは?。なお、筑波区は、熊谷駅南口でも居囃子でも出張迎え太鼓を行う。
※:マウスポインタを写真に合わせると、熊谷駅南口での居囃子による迎え太鼓の写真(2009年 7:46撮影)が表示されます。
 上熊谷駅付近(線路の南側)での荒川区・伊勢町区の迎え太鼓。伊勢町区は、荒川区山車新造のお祝い的意味での出張迎え太鼓だったようだ。2012年撮影。
※:2012年は、特別だったようです。2013年、伊勢町区は、
  例年通り自町区での迎え太鼓となりました。


 途上奉幣祭が行われるセブンイレブン銀座3丁目店横の銀座区。2016年撮影。
※:以前、途上奉幣祭は、シダックスの駐車場で行われましたが、セブンイレブンの駐車場で行われるように変更されました。
■渡御祭
行われる確率:100%
 渡御祭は、簡単に言うと神様を神輿に乗せて八坂神社よりお祭広場にある行宮まで運ぶ行事です。神輿は約10.5キロの行程を3時間半程かけて鳶さん達により担がれ、最後に行宮に安置されます。なお、出発前に行われる神事を渡御発輿祭、行程の途中で神輿を休めながら行われる神事を途上奉幣祭、到着した時に行われる神事を渡御着輿祭と言います。祭期間中は、行宮に置かれているだけで脇役的な位置づけの神輿ですが、渡御祭と最終日の深夜に行われる還御祭では、祭の主役となります。
 八坂神社での神事を終え運び出された神輿。いよいよ、3時間半にもわたる渡御の開始。2009年撮影。  荒川大橋近くの梅林堂駐車上で行われた途上奉幣祭。他にニットーモール前、シダックス駐車場、ピザハット駐車場の3箇所で行われる。2009年撮影。
 長旅を終え、いよいよお祭広場にある行宮に近付く神輿。
 2009年撮影。
 行宮に到着した神輿。行宮前でさんざん揉まれた後に、神輿は行宮に安置される。2009年撮影。

■初初叩き合い(鎌倉区、本石区)
行われる確率:いまのところ100%
 ”初初”とは、打ち間違いではありません。初叩き合いとは、一般的に全12ヶ町による7月20日夜に行われる叩き合いを指します。但し、2台以上の山車・屋台が集まれば、実は”叩き合い”と呼ばれます。つまり、初叩き合いとは、全然、”初”ではないのです。鎌倉区は、20日の12時半過ぎには、巡行を開始し、13時過ぎには、本石区との叩き合いを行います(八坂神社周辺〜鎌倉町通り)。私の知る限りでは、これが本当の意味で初叩き合いのようです。で、区別するため”初初”としました。なお、あくまで私の知る限りなので、実は、もっと早い時間に叩き合いが行われているかもしれません。
 八坂神社の近くと鎌倉町通りで行われた鎌倉区・本石区2町叩き合い。多分、これが本当の初叩き合い?2006年撮影。
 2010年/2014年は、4ヵ町の当番町が本石区であったためか、八坂神社付近の陸橋下に他の3町(伊勢町区、櫻町区、石原区)が集まり、”初初叩き合い”は、5町での叩き合いとなった。今後行われたとしても、おそらく、4年後(次回の本石区が当番の時)。”鎌倉区・伊勢町区と本石区がちょっとしか写っていないが、櫻町区・石原区も参加している。2010年撮影。

 2011年。この”初初叩き合い”の流れの中で鎌倉町通り付近では、彌生町区も年番ゆえか久々に叩き合いに参戦。毎年、この流れになってほしいものだ。
※:毎年最後まで見ているわけではないので、実は、最近でも彌生町区が参加していたかもしれません。

■4ヵ町叩き合い(伊勢町区、櫻町区、本石区、石原区)
行われる確率:いまのところ100%
 4ヵ町叩き合いとは、年番の回ってこない4ヵ町が7月20日の昼間に独自に運営しているものです。何と、4ヵ町内での当番町まで設けているぐらいの熱の入れようなのです。たまたま、この4ヵ町は、祭区間の西側にあるため、このような試みが始まったと考えられます。20日の昼間は、町内巡行が主なので、4町も集まるのは多分ここだけです。なお、集合する場所は当番町により変わるようですが、石原八坂神社前と慈恵病院前では毎年行われるようです。時間の目安は、概ね14時です。
 4ヵ町叩き合いに向けて乙女町踏切を渡る伊勢町区。この踏切を渡るのは、通常は、伊勢町区のみ。まれに、伊勢町区入りのため、櫻町区が渡ることがある。本石区、石原区は、高すぎて渡ることはできない。2006年撮影。
 サティ近辺での4ヵ町叩き合い。2007年は、櫻町方面に集合した。私は、サティ近辺を徘徊していたため、見事に空振り。
※:サティは、イオンに店名が変更されました。2006年撮影。

 石原八坂神社前の叩き合い。4ヵ町は、口の字型に並ぶ。2006年撮影。  慈恵病院前で4ヵ町が整列した様子。写真には、写っていないが、多くの患者さんが見物している。殆どの人は、看護士の人と共に車椅子に乗っている。2006年撮影。
 櫻町屋台庫前に揃った4ヵ町。櫻町区が当番町の時に行われるようだ。2011年撮影。  伊勢町区内に4ヵ町集合。但し、高さの関係で線路を越えられない本石区・石原区は、トラック屋台(本石区)・子供神輿(石原区)で参加。なお、2013年は、年番町の鎌倉区が特別参加。2013年撮影。

 ヤオコーの駐車場に揃った4ヵ町。2015年におそらく初めて揃った。可能性があるのは、櫻町区が当番町の時だが、今後も揃うかどうかは不明。2015年撮影。

 新規開店したセブンイレブン本石2丁目店前では、鎌倉区を加えた5町の叩き合いが行われた。
2016年撮影。
 大川歯科眼科医院前に揃った4ヵ町。当番町の本石区の挨拶もここで行われた。ここに揃ったのは始めて?今後も本石区が当番町の時に揃うかもしれない。2018年撮影。

■休憩直前3町叩き合い(彌生町区、鎌倉区、仲町区)
行われる確率:95%?
 4ヵ町叩き合いも終わり、さてどうしようかという時間帯。取り敢えず、17号沿いを八木橋方面に戻ると、”ん、お囃子が聴こえる〜。”と、言う訳で音を頼りに早足で・・・。八木橋の横でやってました。仲町は、巡行を終えて定位置に戻るところかも(熊谷寺側にいる)。時間は、どうやら15時半ちょい前ってところ。
 鎌倉区を真ん中に挟んだ3町叩き合い。彌生町区より少し後(17号手前)が仲町の定位置なので、定位置に戻る途中に2町が待ち構えている構図か?20日の昼は、大体、子供がお囃子を行うので激しい叩き合いにはならない。八木橋周辺も山車・屋台がやたら行き交う。2006年撮影。
 デイリーヤマザキ弥生町店前での3町叩き合い。時間は、15時15分ぐらい。2008年撮影。
※:デイリーヤマザキは、2014年時点で空き店舗となっています。
 次の叩き合いの場所に移動する彌生町区。2008年撮影。
 鎌倉町広場でも3町叩き合い。しかし、鎌倉町広場は叩き合いが行われることが多い。2008年撮影。  八木橋横(この写真よりやや熊谷寺より)には、駐車中の車両があったためか、八木橋前での叩き合いに。仲町は、定位置のため、鉾を上げた。2008年撮影。

■山車・屋台星川通りから駅前通りへ
行われる確率:いまのところ100%
 初叩き合いの前、山車・屋台は星川通りに集合・待機し、定刻になると一気に駅前通りに進入してきます。星川付近から駅前直前までの短い距離ですが、山車の鉾も上げられます。山車・屋台は大して間隔も空けずにどんどん進入してくるので、何とも言えない壮観な眺めです。但し、じっくり見てると時間の短いティアラ前の全町叩き合いには、多分、間に合わなくなります(管理人は、ティアラ前を毎年のように見損なっています)。2009年は、全町纏を振りながら山車・屋台を先導する粋な演出が行われました。時間の目安は、概ね18時半です。
 星川通りで待機中の筑波区と銀座区。この2町は東側に他の町区は、西側に並ぶ。2009年撮影。  全町の纏振りを先導に山車・屋台が駅前通りに進入してくる。警備の警官がちょっと邪魔だが・・・。2009年撮影。
 駅前に向かう屋台軍団。2009年撮影。  こちらは、山車軍団。この短い距離でも鉾・人形は上げられる。なお、ティアラ方面に曲がる時に鉾・人形は下げられてしまう。2009年撮影。
※:現在では、電線が地中化されたため、鉾・人形を上げたまま、ティアラ方面に向かいます。
■荒川区、伊勢町区アンダーパス越え(潜り)
行われる確率:0%?(2016年の伊勢町区単独で最後?)
 アンダーパス越え(潜り)とは、お祭り広場南側の踏切が立体交差(もちろん、道が下)になったのを機会に、荒川区が初叩き合い後に、ここを潜って自町区に帰還するという試みです。2005年から開始されたようです。なんと言っても、アンダーパス(トンネルみたいなもの)に響き渡るお囃子は圧巻の一言。初叩き合い後なので、混雑度はそれほどではありません(年々、見物客が増えてきているようです)。一般の見物客より、祭関係者の方が実は注目しているような気がします。なお、2009年より、伊勢町区との2町アンダーパス越え(潜り)となりました。時間の目安は、概ね20時です。
※:伊勢町区の、山車新造により今後、アンダーパス越えはなくなりそうです。
 まずは、荒川区の女性陣が先陣を切る。2006年撮影。


 アンダーパスから彌生町側での叩き合いそっちのけで、アンダーパスを覗き込む祭関係者。本石区は停電中?注目度の高さを示す光景。2006年撮影。
 いよいよ、荒川区がアンダーパスを潜る。2006年撮影。  この後、アンダーパスに荒川区の重厚なお囃子が響きわたる。2006年撮影。
 荒川区に続いて、伊勢町区もアンダーパスへ。2009年撮影。  伊勢町区がアンダーパス最深部から登りはじめたところ。それにしても、観客が多くなった。アンダーパス越えも隠れ名所からメジャーな見どころになってきたようだ。2009年撮影。
 伊勢町区がアンダーパスを下った行くところ。伊勢町区の山車新造のため、本当に最後のアンダーパス越えとなってしまったようだ?
2016年撮影。

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