こだま秋まつり

 こだま秋まつりは、本庄市児玉地区(旧児玉町)東石清水八幡神社の祭礼で11月3日に行われます。3台の山車と1台の屋台があり、3台の山車は、総屋根に鉾がつくタイプで、児玉型というのだ妥当と思われます。なお、人形が載るのは仲街の山車(神功皇后)だけで、特別な理由がないかいぎり、5年ごとの搭載となります(他の年は、会所に飾られる)。新街の屋台は、秩父型の巨大な物ですが、舞台では、他の山車と同様の陣立でお囃子が演奏されます。お囃子は、さんてこ系で渋川や沼田あたりで演奏されるお囃子に近いように感じました。摺鉦は、中型(直径20cmぐらい?)のものを3個程度使用します。車輪は、可動式四輪で、新街の屋台は、可動式の車輪を持つ山車・屋台では、多分、最大級です。



2006年11月3日


2007年11月3日

2008年11月3日

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2010年11月3日

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2016年11月3日

2017年11月3日
山車・屋台 児玉の山車は、総屋根の上に鉾が乗るタイプで、埼玉県では、このような山車はないと思います。自分の知る範囲では、群馬県の沼田市にこのような山車があるようです。実際には、人形が乗る山車は1台ですが、豪華です。また、唯一の屋台は、秩父夜祭に匹敵する大きさで、囃子方が舞台に乗ってもありあまる広さを誇ります。
児玉駅前の山車・屋台競演 上の写真も児玉駅前の競演です。日中帯に行われます。さんてこ系のお囃子が好きな私には、非常に楽しい光景です。なお、児玉の山車・屋台は、可動式の車輪を持つため、整列にもそれ程時間は掛かりません。最後には、山車・屋台の上から餅がまかれたりします。
四つ角太鼓(児玉駅入口) 四つ角太鼓は、夜に行われますが、行われる場所が違うだけで、基本的な流れは、駅前の競演と同じです。但し、狭い交差点で行われることから、それなりの人込みになります。公共の交通機関だと最後まで見ているのは難しいかも・・・。
新街の巨大屋台と神功皇后が乗せられる仲街山車は、結構傷んでいるような気がした。本庄市と合併したことだし文化財指定にして、市の助成による補修が必要なのでは・・・?まあ、今の状態の方が、歴史的価値があるようにも見えるが・・・。
※:2009年には、修復を終えた新街屋台の素晴らしい姿を見ることができました。仲街の山車は新街屋台の修復記念として神功皇后の人形を載せました。
児玉駅前
児玉駅入口交差点
東石清水八幡神社
こだま秋まつり 動画コーナー

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