秩父川瀬祭

 秩父川瀬祭は、7月19日・20日の2日間に行われる秩父神社の夏祭で別名「お祇園」とも呼ばれるようです。秩父夜祭が大人の祭であるのに対し、川瀬祭は子供が主役で、4台の屋台と4台の笠鉾が秩父屋台囃子と共に曳き廻されます。屋台・笠鉾は、秩父夜祭比べると、小型ですが、他の祭に見劣りするようなことはなく、極彩色の彫刻が多用され見応えがあります。また、秩父系の祭ではよくあるように、夜には花火も上げられ、屋台・笠鉾だけでなく、夏らしく荒川での神輿洗いも見どころになっています。当然、祭は、秩父の市街地で行われますが、秩父夜祭と違い屋台・笠鉾が小ぶりであるため、結構狭い道でも巡行が行われていました。



2008年7月19日


2010年7月19日
屋台・笠鉾 秩父川瀬祭の屋台・笠鉾は、すべて登高欄を持ち、屋台は、四方唐破風・八棟造りの屋根を持つものなどバラエティに富みます。屋台は、秩父夜祭とは違い、内室(うちむろ)型で見返り幕は付けられておらず、どちらかといえば夜祭の笠鉾に近い構造のようです。笠鉾は、三層の笠を付けたいわゆる秩父型の笠鉾です。すべての屋台・笠鉾が秩父市の有形民俗文化財に指定されており、どれも豪華で見応えあります。
秩父神社での曳き揃え 19日夕刻、20日午前中に秩父神社での曳き揃えが行われるようです。
※:2008年、2010年は、見ることができませんでした。
天王柱立神事 19日夕刻、秩父神社内で行われるようです。
※:2008年、2010年は、見ることができませんでした。
神輿洗い 20日の日中に行われるようです。
※:日程の都合上(うちわ祭と重なるため)、見ることができません。
秩父川瀬祭も日付固定なので、中々見物できない。特に、20日はうちわ祭と日程が重なるため、神輿洗いは事実上、見物不可能だ。どっちかの祭が土日がらみに日程変更されるのを待つしかないか。それにしても、町名から考えると、夏用・冬用別の曳き物を持つ町内が3箇所もある。しかも、いずれも豪華極まりない。なんともうらやましい話だ。
秩父神社
本町交差点
団子坂
秩父川瀬祭 動画コーナー

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