比々多神社春季例祭

 比々多神社春季例祭は、伊勢原市に鎮座する三ノ宮比々多神社の祭礼です。山車は、簡素な造りですが、一本柱に万灯・岩座・水垂れを配した古い形式の人形山車です。お囃子は、鉦が入らず太鼓のみの構成です。笛も三ノ宮の山車しか入らなかったので、お囃子の後継が難しい状態なのかもしれません。車輪は、相州でよく見られる四輪で、てこ棒を使用した方向転換が行われていました。大山の麓で行われるのどかな祭礼ですが、村祭的な雰囲気が何ともいい味を出しています。



2017年4月22日
古い形式の山車 前述の通り、山車は、彫刻等もなく簡素な造りですが、一本柱に万灯・岩座・水垂れを配した古い形式です。他の祭礼では、ほぼ見ることができない貴重なものです。
連合巡行 お旅所から戻ってきた神幸行列に続き、三台の人形山車が連なって巡行し、やがて宮入します。移動距離自体は短いですが、山車が連なって巡行する様子は見ごたえがあります。
13時過ぎに現地についた。山車は並べられていたが、太鼓類すら取り付けられておらず・・・。何でも山車が動き出すのが16時過ぎとのこと。時間潰しに四苦八苦状態。まあ、祭仲間がいたのでなんとか(笑)。
開催日も固定だし、伊勢原駅からのバスも少ない。中々、見物が困難な祭だ。
比々多神社
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