深谷まつり

 深谷まつりは、深谷八坂神社祭(本来の山車・屋台まつり)と市民まつりとして行われていた深谷上杉まつりが融合されたものだそうです。いわゆる深谷まつりと呼ばれる祭は、7月最終週の土曜日に行われますが、深谷八坂神社祭は、前後の金曜日・日曜日にも行われているようです。この祭には、山車3台・屋台9台(人形が載る物を山車・それ以外を屋台と分類しました。)の計12台が参加します。但し、日中帯は、神輿パレード・YOSAKOIソーラン等が行われるのみで、山車・屋台が動きだすのは夕方のみです(なお、駅周辺の話で、駅からある程度離れた町内は巡行されているかもしれません)。お囃子は、熊谷と同様にさんてこ系のお囃子で大きな摺鉦が使用され、喧嘩囃子と呼ばれているようです。但し、摺鉦のサイズも小さめで沼田や渋川方面で聴かれるようなお囃子を演奏する町内もあるようです。
※:近年、錦町の屋台が新設され、12台が参加するようになりましたが、岡下郷の簡易屋台も参加するようなので、全部で13台が正しいのかも??



2008年7月26日

2009年7月25日

2011年7月30日

2016年7月30日
全町叩き合い 山車・屋台は、巡行と数町の叩き合いを繰り返しながら、徐々に駅に近づき、駅のロータリーを通り、駅前の交差点周辺で全町の叩き合いを行います。やはり、さんてこ系のお囃子は、叩き合いです。
山車・屋台巡行 山車・屋台巡行ですが、町内によっては、多数の女性が揃いのステップで先導したりしていました(上の写真参照)。他の祭でこのような光景は見たことがなく、写真撮影にはもってこいです。
さまざまなお囃子 熊谷に近いお囃子以外に沼田や渋川あたりで演奏されるお囃子を採用している?町内もあるようです。また、居囃子でも小前田(旧花園町)のお囃子、児玉に似たお囃子が演奏されていました。
深谷の摺鉦は、基本的には熊谷とほぼ同サイズを使用しているようだ。ただ、町内によっては、小さめのものを使用していたり、大小混合で使っていたりする。お囃子は、深谷・岡部(旧岡部町)経由で熊谷に伝承されたようだが、でかい摺鉦は、逆に熊谷から伝わって行った気がするなぁ。
深谷駅前(全町集合地点)
八坂神社
深谷まつり 動画コーナー

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